本当に足が速くなるか不安だ…
やっぱり自分は遅いままなのかな…
そんな不安を持つ人も多いのではないでしょうか。
今回のブログ記事は、そんな不安がある人でも
『ドシンと構え、練習を反復できるようになって欲しい』
という思いで書いています。
今回は
実際の陸上選手のタイムの推移を見て、
走りの世界観を知ってもらいます。
陸上の世界は、成長がダイレクトに数字で表れます。
走りの世界観を数字で見てみましょう。
まず主張したいのは
①速くなる時期は、人それぞれ
②一気の伸びる時期がくる
③やるべきことをやっていると、チャンスが広がる
です。
ある選手を例に出します
中学生で陸上部に入部
中学1年生の時はパッとした成績も出ませんでした
1年生時の100m走のタイム→15″3
中学2年生の時は部活動にも慣れ、練習も真面目に取り組むように
2年生時の100m走のタイム→14″3
中学3年生の時は身長がグッと伸び、最上級生として真面目に
3年生時の100m走のタイム→12″3
3年生で一気に伸びます。
しかし、大会に出ても12″3だと京都府大会にも出られません
高校へ↓
この選手は実はハードル選手
100m走はあまり出場機会がなかったのですが
夏に100m走に出ることに
記録は11″5
そして秋には11″3
その年、京都府同い年のランキングは3位
今まで前を走っていた選手が、気付けば後ろを走っていました。
そこからはハードル走を続けていました。
高校2年生の時、1つ上の超名門高校の方と練習をする機会がありました。
後に、インターハイ3位に入賞された方です。
一緒に練習をしていると
『この人は次元が違う。雲の上の存在だ。』
と感じていました。
月日さかのぼり…
大学4回生の頃、記録が爆発的に伸び
気付けば雲の上の存在だった先輩とタイムが並んでいました。
これまで前で走っていた選手が、いきまり間近に。
『人間はどこでグッと伸びるかは想像できない』
ということを体感しました。
実は、この選手は山中の学生時代です。
主張に戻ります。
①速くなる時期は、人それぞれ
②一気の伸びる時期がくる
③やるべきことをやっていると、チャンスが広がる
山中が特別な選手だったのか?
いいえ、そうではありません。
代表の山中は
・自分自身、陸上を現役で15年
・指導者として13年
たくさんの選手の始まりから終わりまで見てきました。
大半の選手が上記の①~③に当てはまります。
山中は一気に伸びた時期は中学3年生。
実は、この辺りで爆発的にタイムが伸びる選手はとても多いんです。
中学1年生の時は全く運動もできなかった選手が、
3年生になった時、想像以上に成長していた!
というのは本当によくあるパターンです。
逆に、小学校の時に速かった選手が、
中学高校で全く伸びずにどんどん抜かされていくパターンもよくあります。
ですので、焦らず、やるべきことをコツコツとやっていくんです。
成長するタイミングまで、
じっくりと基礎となる土台をとにかく固めておくんです。
本質的なところをバシッと逃さず、そして成長の日までコツコツと練習をする。
目先のタイムばかりに気を取られず
基礎をしっかりと定着させていく。
それでいいんです。
オンラインプログラムを受けてくださっている方は、安心してください。
一気に成長する日までの準備をしっかりとできています。
多くの人がやっていない、気付きもしていない本質を
90日も愚直に学んでいれば、大丈夫です。
ドシンと構え、練習を反復していってください。
応援しています!!
山中